クルーゼ×フレイ
※ややアダルト的な内容となっています。苦手な方はご注意ください。
『声』
隊長室の寝台で横たわる小さな身体は、小動物のように背を向けて丸くなっていた。
毛布をかぶってはいるが、何も着てはいない。すらりと見える素足だけがうすら寒く見えた。
「フレイ」
声をかけても反応はない。寝ていないことは呼吸から分かる。ただの寝たふりだ――。
私は肩をすくめて、少女の肩に手をかける。反転させて彼女の身体を覆うと、相手が目を開く前に深く口づけた。すると、小さな舌が反応してくる。
「起きていたのかね」
笑い、舌を絡ませると同時に彼女の豊かな胸を包んで乱暴に握った。
「……ッ」
痛そうに眉をひそめるが、すぐに彼女の身体は熱を持ち始めてくる。
交差する足。右手を彼女の秘部に伸ばすと、すでに濡れていた。
「……いやらしい子供だ」
「……っ」
私の言葉に傷ついたのか、彼女の目に涙が浮かんだ。
「待っていたのか」
「ちが………っあ」
私は彼女の舌を吸って言葉を奪うと、指を濡れそぼった膣の中に差し入れた。
くちゅリくちゅりと粘着音が響く。
指を増やし、乱暴に抜き差しすると、制止を求めて身体が揺れた。
「………っあぁ……っん、はぁあっぁ……っやあっ」
「フレイ、否定しても、身体は正直だよ」
彼女は必死に顔を振る。
違うと。
「ち……がっ……っ」
「欲しいのだろう？」
寝台に広がる、乱れた赤い髪。まだ十五歳というのに、身体はひどく成熟している。
当然か。コーディネイターであれば、すでに成人として扱われる年齢だ。
「言ってごらん。欲しいと」
彼女の耳に低く誘うように囁くと、それだけで彼女が感じて濡れてくるのがわかった。だが、彼女は首を横に振るばかりだ。目に涙を浮かべ、声が漏れないよう必死になっている。
自分を与えることで、命を永らえることができると思っている娘。
「やめ……て……っ」
喘ぐ吐息は熱く、彼女はそれでも目を瞑ろうとはしない。私を拒否しながらも、決して視線を逸らそうとはしなかった。
自分で望みながら、やめてもなかろうに。
私は笑いがこみ上げてきて、彼女の名をわざとゆっくりとささやいた。
「フレイ」
ビクリ――と彼女の胸が跳ねた。
彼女が目を瞑らないのは、そこにいるのが私であることを確認するためだ。
情事のときでも外すことのない仮面。その奥になにがあるのかを、彼女は知らない。
「フレイ」
「やめ――」
「……フレイ」
私は低く笑うと、彼女の耳に唇をつけてささやいた。
「パパの声で私を呼ばないで――かね？」
彼女にとっては二重の背徳。
私は指を引き抜くと、彼女の両足を広げて身体を滑り込ませ、太い竿で一気に挿し貫いた。
【クルフレ好きさんに11のお題 03】
2005.07.12